起承転転
雁須磨子
更新:12月10日 次回予定:2月10日正午/隔月10日更新
作品について
- 『起承転転』雁須磨子
誰かの妻にもならず、誰かの母にもならず、
娘のまま50才になった。
50代、中年から初老へ。身体の不調、気力・体力・記憶力の減退、若者とのジェネレーションギャップ、親の介護問題、同世代の訃報……など “老い”のあれこれを突き付けられ、“加齢”に向き合う日々。
そんな50代に足を踏み入れた主人公・葉子の身に起こる「人生の新展開」。
仕事を辞めること。東京を離れること。何かをあきらめること。
――何者にもなれなかった私が、新しい自分と出会う物語。
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編集部コメント
『あした死ぬには、』で40代の女性たちに寄り添ってくれた雁さんが、次に描くのは50代。しょっぱいけれど、しょっぱいだけじゃない。「人生の後半戦」を歩むヒントにしてもらえたら嬉しいです。
著者プロフィール
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雁須磨子
KARI SUMAKO
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福岡県出身。1994年に『SWAYIN' IN THE AIR』(「蘭丸」/太田出版)にてデビュー。BLから青年誌、女性誌まで幅広く活躍し、読者の熱い支持を集め続けている。2006年に『ファミリーレストラン』(太田出版)が映像化。2020年に『あした死ぬには、』が第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。『幾百星霜』(太田出版)、『どいつもこいつも』(白泉社)、『つなぐと星座になるように』『感覚・ソーダファウンテン』(講談社)、『ややこしい蜜柑たち』(祥伝社)、『ロジックツリー』(新書館)、『かよちゃんの荷物』(竹書房)など著書多数。